『パチンコになぜハマってしまうんだろう?』
『どんな人がパチンコにハマってしまっているといえるの?』
こんな疑問やお悩みはありませんか?
パチンコにハマってしまう原因は“科学的に研究されている”ので、出来るだけわかりやすく解説します。
また、実際にパチンコ店に数年の間毎日のように通っていた編集の体験談を元に、ハマってしまっている人の特徴についても紹介します。
この記事は、自分がハマってしまっていないかの判断に使える上に、“ハマらない考え方の参考にもなる”記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
パチンコにハマってしまう人の理由と特徴
パチンコにハマってしまう人は、なぜハマってしまうのでしょうか。
また、パチンコにハマってしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか。
この項目では、人がパチンコにハマってしまう理由を説明したうえで、パチンコにハマってしまう人の特徴を紹介していきます。
パチンコにハマってしまう理由
パチンコにハマるのには、いくつかの段階があります。
- パチンコで得られる刺激や興奮を体験する(脳が記憶する)
- 同様の刺激を求めて繰り返しパチンコに通う(繰り返すことでハマっていく)
- パチンコから得られる刺激以外の刺激に鈍くなる(ハマった状態)
- パチンコが生活の一部になる(依存症につながる)
上記の段階を経て、“徐々にパチンコにハマっていく”のです。
ここでは、パチンコにハマる理由とその段階を、順を追って説明していきます。
パチンコにハマるきっかけは“脳汁”の分泌
“脳汁”という言葉を聞いたことがある人もいるかと思います。
パチンコに多少詳しい人ならご存知かと思いますが、いわゆる脳汁とは、脳内で働く神経伝達物質の通称で、良く知られているところだと“エンドルフィン”や“ドーパミン”がそれに該当します。
これらの物質は、興奮したりゾクゾクしたりするときや、報酬などの期待を感じるときに活性化することが知られています。
そのため、パチンコをしていて、“リーチや大当たりの際にこの脳汁が過剰に分泌される”ことで、脳が強い興奮状態になります。
そのとき感じる高揚感や、大当たりへの期待からくるゾクゾク感の正体が脳汁であり、多くの人がパチンコを『楽しい』と感じ、パチンコにハマるきっかけのひとつになっているといえます。
当たりが出なくても脳汁は分泌されている
多くの人がパチンコを楽しいと感じるきっかけのひとつが、脳内で分泌される神経伝達物質(通称:脳汁)であることは、先ほど説明しました。
そしてこの脳汁は、パチンコで大当たりが出なくてもパチンコをしている間、様々なタイミングで作用しています。
それが、“リーチなどの演出が流れているときや、当たらなかった後”などです。
パチンコに慣れている人であれば、今引いているリーチの期待度を把握しているため、それに応じて脳内でドーパミンが分泌されます。
もしそういった情報を知らない人でも、打っているパチンコ台が光ったり、何か特別そうなアニメーションが流れたりすれば、『もしかして当たるのか!?』と嫌でも期待してしまいます。
そのため、脳内では“当たりを引く前からドーパミンが分泌され、興奮状態が作り出されている”のです。
演出で“打ち続けたい気持ち”が増幅される
リーチなどの演出から、仮にそこで当たりを引けば、当たりを引いたことに対する興奮に加え、次は連チャン(当たりがどこまで続くか)に期待するようになります。
また、ひとつの刺激に慣れてしまわないように、リーチや当たりの種類が豊富であったり、機種によっては、外れた後に派手な演出を加えて、“外れたことから気を逸らす効果を加えたりしている”機種もあります。
このように、“打ち手の『もしかして』という期待を効果的にあおる”ことで、『もう少し打ってみよう』という気持ちが増幅されていくのです。
脳がパチンコで得られる刺激を求める
パチンコにハマるきっかけは、リーチや当たりなどの演出を繰り返し体験することで、脳内にドーパミンなどの神経伝達物質が過剰に分泌されることが大きな要因となっています。
脳内では、ドーパミンが分泌された際に引き起こされた気持ちの高ぶりや楽しさなどの刺激が、それを引き起こした行動(今回の場合はパチンコ)と結び付けられます。
“脳内麻薬”とも呼ばれるほど強い効果を持つ神経伝達物質なので、当然、脳は一度受けたその刺激を覚えています。
そうなると、“脳は同様の刺激(気持ちの高ぶりや楽しさ)を求めて”、同様の行動(パチンコ)を求めるようになります。
これが、パチンコにハマる大まかな流れです。
たまに勝つことでよりハマりやすくなる
“勝ち負けがある”という特徴も、パチンコへのハマりやすさを後押ししています。
これはパチンコに限らずいえることですが、毎回勝ち続けるよりも、勝ったり負けたりといった浮き沈みがある方が、勝ったことに対する高揚感や満足感はより高まります。
リーチなどの演出による期待感と高揚感、それが報われたときの興奮も、当たり前のように続いてはマンネリ化してしまいます。
そこに、当たらなかった時の喪失感が加わることで、“自分が勝った時の感情に特別感を感じる”ようになり、刺激は強いものになります。
他の刺激に対して鈍くなる
パチンコを続けることで、前述の強い刺激を受けることが日常化してくると、相対的に“他の刺激に対して鈍くなる”ことがあります。
すると、パチンコの代わりに他の趣味などを初めても、そこから得られる刺激がパチンコを上回ることが難しくなり、結果として『パチンコが一番楽しい』と感じるようになります。
こうして“パチンコへの執着心が強くなっていく”と、パチンコを打っている人の写真や映像、ジャラジャラというパチンコ店の玉の音を聞いただけで『パチンコを打ちたい』という気持ちが強まり、我慢ができなくなってきます。
生活の一部になる
ここまででも十分ハマっている状態と言えるかもしれませんが、パチンコの勝ち負けに関わらず、パチンコが生活の一部になっている人や、ストレス解消の手段としてパチンコにハマる人がいます。
パチンコを打っている最中は、目の前の玉と台の動きしか視界に入っていません。
それに没頭し、“無心になれる”というのがストレス解消につながっているのかもしれません。
しかし、そのような人は前述のとおりパチンコの刺激に慣れてしまっており、他の刺激に対して鈍くなっている可能性が高く、“パチンコ以外の趣味やストレス解消の手段を持てない”状態に陥っているといえます。
パチンコをしてハマってしまう人の特徴
では、このようにパチンコにハマってしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか。
楽しみがなく無趣味
“パチンコ以外に趣味を持たない人”は、パチンコによるドーパミンの過剰分泌が与える刺激の強さに慣れてしまい、それ以外に対する興味も薄れてしまいます。
そのため、他のことを始めてみても強い関心を持つことができず、“パチンコに戻ってきてしまう”ため、ハマりやすいといえます。
ギャンブルで一発を当てられると信じている
パチンコで当たった経験がある人に多いですが、“過去の成功体験”や、そのときの刺激が忘れられずハマる人もいます。
特に、金銭的に厳しい状況で過去に大当たりを引いた場合などは、『あの時も何とかなったから、今回も大丈夫!』と“根拠のない自信”を持ってしまうことがあり、そうしてハマってしまう傾向が強いです。
意外と使えるお金をたくさん持っている
軍資金をたくさん持っている人も、ハマる傾向が強いといえます。
そのような人は、“ストレス解消”の手段としてパチンコを打っていることが多いです。
しかし、万が一使えるお金が減った場合、金銭感覚がマヒして“身の丈以上のお金をつぎ込んでしまう”可能性があります。
負けず嫌いである
負けず嫌いな人は、パチンコにハマりやすいといえます。
負けたときは『次勝ったらやめる。』と思っていても、いざ勝ったときに『次も勝てるかも…』と思ってしまったらそのループにハマって“なかなか抜け出せなくなる”可能性があります。
確率的な考えがあまりできない
詳しくは後述しますが、日本の公共ギャンブルの還元率などの“パチンコの仕組みを理解していない人”は、無暗にお金をつぎ込んでしまう傾向が強いです。
また、パチンコはギャンブルなので、“統計的に胴元(お店)が儲かる”ことをしっかりと認識できていない人も同様の傾向が強いです。
独身・彼女なし男性が多い
一般的にギャンブルへの依存度は“女性より男性の方が高い”です。
加えて、“パートナーがいない男性”は、パートナーにかける時間もお金も必要ないため、相対的にそれらを持て余しがちです。
そのため、身なりをさほど気にする必要がなく、時間が潰せて、運が良ければお金が増えるパチンコをはけ口として、結果としてハマる人がいるといえます。
パチンコにハマってしまっている人の特徴7選
実際にパチンコにはまってしまっている人の特徴は、日常生活を送っていてもパチンコのことが頭から離れないことで日常に支障をきたしてしまう人がいます。
さらにひどい場合だと“人格から変わってしまう人”もいます。
この項目ではパチンコにはまってしまっていた人の実際にあった特徴を理由とともに7つ紹介します。
連絡が取りづらい
パチンコに極端にはまってしまっている人は“連絡が取りづらいことが多い”です。
たとえば、次のような場合も多いでしょう。
- 友人から食事に誘われたとしても、パチンコをしているからと断られる。
- そもそもパチンコホールの騒音で携帯電話の呼び出し・通知に気づかない。
- パチンコ以外のことをしたくない。
などさまざまな理由で連絡が取りづらくなります。
一般的ではないかもしれませんが、軍資金のために“質屋にiPhoneを預けてしまう”ような人もいます。
財布の中に現金がたくさんある
意外に思われるかもしれませんが、財布の中に現金がたくさんある人が多いです。
お金持ちだからたくさんお金を持っているのではなく、“パチンコ(パチスロ)のために現金を持ち歩いています”。
少なくとも数万円、多い人では20万円以上財布に現金があります。
これは、令和の一部パチンコやパチスロには天井があり、天井前で“軍資金が尽きるのを避けるため”だったり、期待値のある台を手放さないようにするためです。
テンションの起伏が激しい
パチンコをしているとドーパミンなどの快楽物質が脳内で分泌されます。
パチンコで当たっているときに話すと別人かのようにハイテンションですが、逆に負けてしまったときは、『やめとけばよかった』『もうパチンコには行かないと決めたはずなのに』と落ち込みます。
この落差のせいで、テンションの起伏が激しくなる人が多いです。
また、テンションの起伏が激しい日々に慣れてしまうと“日常生活でも自分の気分の上昇・下落に気づきにくくなる”ため、感情のセーブができずに“ちょっとしたことで怒ったり、落ち込んだり”するようになってしまいます。
口がうまく、借金を重ねる
パチンコといえば借金と思う方も多いのではないでしょうか?
パチンコにはまってしまっている人の中には、借金を抱えている人が多くいます。
パチンコをするための借金になれているので、“あの手この手でお金を借りて”パチンコにつぎ込み、気づいたときにはお金がありません。
そのため、『今回だけは』『来週には返すから』と色々な理由をつけて、“友人から家族まで借金を重ねる”傾向があります。
常に周りにタバコの匂いを充満させる
令和になりホールの分煙化が進み多少少なくなりましたが、タバコのにおいを充満させる特徴もあります。
確定保留やボーナス確定画面でのいわゆるドヤタバコであったり、外れ続けたストレスを軽減ためだったりで“パチンコユーザーは喫煙者が多い”です。
ホールでの交換は定価しか認められていない関係で、同じく定価販売しか認められていないタバコにするのが一番お得なのも影響しているかもしれません。
ファッションに気を使わない
パチンコホールでは一年中快適な温度になるよう空調が設定されているので、“ファッションの季節感が狂う”人が多いです。
真夏なのに厚手のカーディガンを羽織っている方や、真冬なのにTシャツ1枚の方がいます。
ほとんどのパチンコホールでは上着を掛ける場所もなく、イスの背にかけても人が通るときに引っかかる等邪魔になります。
なので、夏でも冬でもパーカー1枚、“どこに行くにも同じ格好”でファッションに気がいきません。
監視されることを異様に嫌がる
パチンコ店では知り合い以外全員が敵に見えてしまうので、“他人の視線に敏感”になります。
他の客であれば自分の台を狙っているのではないか?
ホールスタッフであれば自分を監視して遠隔しているのではないか?
などと“疑心暗鬼”になって、何気ない動作でも自分を監視しているように感じ異様に嫌がる人も多いです。
パチンコする人が行ってしまう行動の特徴
パチンコをする人はどんな行動を行ってしまうのでしょうか?
この項目では、実際にパチンコ店で見かけた行動や編集が行っていた行動を紹介します。
パチンカス行動①特定の日付けに必ず休みを取る
パチンコ店にはいわゆる“イベント日”と呼ばれる日があります。
7のつく日や毎月11日22日などゾロ目の日など店舗によって様々ですが、一般的に勝ちやすい日と認知されている特定日です。
パチンカスにとって勝ちやすい日を見逃す手はないので、“毎月7日は会社や大学を休んで”パチンコ店に行ってしまいます。
パチンカス行動②生活リズムが不規則になる
毎日パチンコ店へ行くような人は、“生活リズムが不規則”になってしまいがちです。
朝から並ぶ日もあれば、前日深夜までパチンコを打っていたから昼まで起きられない日もあります。
昼すぎには軍資金がなくなり、遊べないから帰宅し夕方前から自宅でゴロゴロしてしまうことも。
“遊戯時間は運によって大きく変わる”ので生活リズムが不規則になります。
パチンカス行動③無駄使いをしてしまう
パチンカスに多い行動として、“衝動買い”などの無駄使いもよく見られます。
パチンコでは数時間で10万円以上勝つこともめずらしくなく、気が大きくなってしまい高いお酒を飲んでしまう、気になっていたゲームを買ってしまうなど無駄使いが見られます。
無駄使いや衝動買いは期待値理論を完全に理解して、パチンコで勝ち続けている人にはあまり見られず“たまにしか勝てないパチンカスに多い”行動です。
パチンカス行動④金銭感覚がおかしい
無駄使いに似ていますが、パチンカスになると金銭感覚がおかしくなります。
食事は外食せず、“出費は最小限で節約生活”をしているのに“サンド(貸し玉機)には躊躇なく1万円札を投入”してしまいます。
パチンコをするための節約生活でなく、お金がないから節約しているのにパチンコにはお金を使ってしまうのです。
パチンカス行動⑤色々な人から借金をしてしまう
パチンカスと呼ばれる人は借金のある人が多くいます。
“パチンコは基本的に客が負ける”ものなので、よっぽどの収入がない限り遊んでいるとお金が無くなります。
それでもパチンコを打ちたいときには、お金を借りるしかありません。
はじめは友人にすぐ返すと口約束でお金を借りますが、借りたお金もすぐになくなり消費者金融から借金をはじめます。
それでも簡単にパチンコで勝てないので“借金だけが残ってしまいます”。
パチンカス行動⑥多少の体調不良は気にしない
パチンカスは多少体調が悪くても気にせずパチンコ店に行きます。
昨今は少しでも体調が悪い時は外出を控えるご時世ですが、パチンコ店には行ってしまいます。
“イベント日を逃せない”との意識や体調が少し悪いくらいならパチンコで遊びたいと思うからです。
このような行動は、周りに迷惑を掛けてしまう可能性もあるので、“絶対に止めておきましょう”。
パチンカス行動⑦マナーが悪くなる
全員に当てはまるわけではありませんが、マナーが悪くなる人がいます。
パチンコ店では日常生活を行う場所と違い、お金がかかっているのでマナーを気にしなくなりがちです。
店内でポイ捨てする人、遊戯した台に八つ当たりする人、禁煙エリアでタバコを吸う人などを多く目にしてしまいます。
人は良くも悪くも“周りに影響される”ので、マナーを気にしない空間に長居するとだんだんマナーを気にしなくなり、最初は嫌だなと思っていても最終的に“同じマナー違反をしてしまう”でしょう。
パチンコをする人が家庭に迷惑をかける問題の特徴
パチンコをする人は家族にも迷惑をかけてしまうことが多くあります。
どのような問題が起こるのか紹介します。
金銭問題
やはりパチンコをする人が家庭に迷惑をかける問題で一番多いのは金銭問題です。
具体的には、パチンコをするために借金を重ねる、マイホーム購入のために貯めてきた貯金を使い込んでしまう、生命保険を勝手に解約してしまう、子どもの学費を使い込み進学できなくなる、などです。
どの問題も共通して“発覚したときには手遅れ”なほどお金が無くなってしまっています。
パチンコは勝つことも負けることもあるギャンブルなので、収支計算をしっかりしないと自分がいくらつぎ込んだか把握しづらく、数万円の小さなマイナスが積み重なり気づいた時には大きな問題に発展します。
なかにはパチンコにのめりこんでしまって、“仕事をさぼってしまいクビになる”人もいます。
家族関係の悪化
パチンコをする人のなかには、“家庭内の不和・不仲などの問題”を抱えている人も多くいます。
パチンコ店に行くことで家族との時間が少なくなったり、パチンコで負けることによって不機嫌になり家族に当たってしまうことが原因です。
パチンコで遊ぶのは椅子に座ってハンドルを握るだけですが、80デシベルを超える騒音や演出の光、当たらないときの“ストレスなどでかなりの疲労が蓄積”します。
よく聞く話では、
- パチンコに行った家族の帰りを食事を作って待っていたのに、夜遅くに不機嫌で帰ってきて会話もせず寝てしまうなどのすれ違いが続き家庭が崩壊してしまった。
- 子どもの授業参観や運動会にパチンコに行くから参加しない。などがあります。
このようなことが続くと、家族関係の悪化につながります。
自身の体調の悪化
意外に思うかもしれませんが、“パチンコ店に通い詰めることで体調を崩す”方が多くいます。
台の役物や液晶が放つ強い光を見続けて視力が極端に落ちたり、余暇をパチンコに使うので体力の回復やリフレッシュができず病気になりやすかったり、当たらないストレスで精神的に参ってしまったりするからです。
これらの体調の悪化により、“仕事に支障”がでて収入が低下してしまう、ホルモンバランスが崩れることによって家族計画が狂ってしまうなどの問題が発生します。
パチンコしてもハマらない人の特徴とは?
ここまでパチンコにはまってしまう人について書いてきましたが、パチンコをしてもはまらない人もいます。
パチンコをしてもはまらない人はどんな人なのでしょうか?
この項目ではパチンコをしてもハマらない人の特徴を解説します。
パチンコがそもそも負けるギャンブルだとわかっている
パチンコはユーザーが負けるギャンブルだとわかっている人はパチンコにのめり込みにくいです。
パチンコにはまる人の多くは、パチンコ・スロットそのもののおもしろさにハマるのではなくお金がかかる緊張感や一攫千金の夢でハマるので、初めから負けると理解していると“客観的に見ることができ”パチンコにハマりません。
パチンコホールには1台数十万円する遊技台が数百台並び、10人以上のスタッフが働いていて、空調など電気もたくさん使っています。
これらの支出を客から回収するので、客が必ず負けるギャンブルだと理解していると、“やればやるほどお金が無くなると理解”しハマらずに済みます。
日本の公共ギャンブルの還元率を知っている
日本の公共のギャンブルと実質的に公共ギャンブルと並ぶ位置づけをされているパチンコの還元率を理解している人はハマりにくいです。
日本のギャンブルの還元率一覧
ギャンブル名 |
還元率 |
パチンコ・スロット |
75%~90% |
競馬 |
70%~80% |
競艇 |
75% |
競輪 |
75% |
オートレース |
70% |
宝くじ |
46% |
還元率とは、投資に対して戻ってくる割合で、例えば宝くじを1万円分買ったとしたら平均して4,600円戻ってきます。
各公共ギャンブルには管轄庁があり、競馬なら農林水産省、宝くじなら総務省が管轄しており“還元率も法律等で決まっています”。
公共ギャンブルの低めな還元率を知っていて、“日本はギャンブルで勝ち続けることが非常に難しい”と理解している人はハマらないでしょう。
ギャンブルを統計的に処理している
ギャンブルに関する様々な数字を把握して統計的に処理できる人はハマる危険性が低いといえます。
ギャンブルは運の要素も大きいですが、長期的な視点で見ると統計的には収束していくものなので“一度の遊戯の結果に一喜一憂しない”からです。
具体的に売り上げと遊戯人口を統計的に処理してみると、
2020年のパチンコ業界の売上高はレジャー白書によると15兆円弱で、粗利は2兆3000億円なのに対して遊戯人口は813万人です。
1人当たりパチンコ店で貸玉、貸メダルに使う額は約180万円
1人当たりパチンコ店で負ける額は約28万3000円です。
この人数には年に1回しかパチンコ店に行かない人、パチンコ・スロットで稼いでいる人も含まれるので、日常的にパチンコ店に通っている一般の客は“平均して年間30万円以上負けている”ことになります。
このように実際の数字を統計的に処理できると、普通に遊んでいても勝てないことを理解できるのでパチンコにはまりません。
パチンコにハマっている人がパチンコのない生活を送るためには
パチンコにハマっている人がパチンコの無い生活を送るためにはどうすればいいのでしょうか?
ハマっている状態は簡単には抜け出せません。
ですが、“絶対に抜け出せないものでもありません”。
この項目では少しずつでもパチンコのない生活を送るための方法を紹介します。
依存症に陥っているときには専門家に依頼する
自分が依存症に陥っていると思ったとき、もしくは自分が思っていなくても依存症だと指摘されたときには専門家に相談しましょう。
“ギャンブル依存症は厚生労働省に認められた病気”です。
ただ好きなだけなら個人の意思でやめることができますが、依存症は脳の回路が変化してしまい“自分ではやめられなくなってしまっている”状態です。
専門家に相談するか、強制的に依存から距離がおかれる状態とならない限りやめられません。
パチンコ店は駅前から郊外まで存在し気軽にアクセスでき、現金があればだれでも遊べるので強制的に遊べない状態とするのは困難です。
ですから、依存症の可能性がある場合は専門家に相談し、適切な治療を受けましょう。
借金があるなら返済を行う
借金がある場合は借金の返済をしましょう。
ただし、パチンコで作った借金はパチンコで返すなどと考えているといつまでたっても借金は返せません。
“パチンコで勝てる人は最初から借金を作るまで負けません”。
パチンコ店に持っていく1万円があるなら“繰り上げ返済に使う”ほうが利息も減り、借金の早期完済につながります。
借金100万円を年利15%で返済した場合のシミュレーション
消費者金融での借金100万円を3年の36回払い、年利15%で定額返済した場合のシミュレーションを簡単にしてみましょう。
借入額 | 返済期間(年) | 金利(%) | 毎月の返済額 | 支払回数 |
¥1,000,000 | 3 | 15% | ¥34,665 | 36 |
返済回数 | 元金 | 利息 | 毎月の返済額 | 残高 |
1 | ¥22,165 | ¥12,500 | ¥34,665 | ¥977,835 |
2 | ¥22,442 | ¥12,223 | ¥34,665 | ¥955,392 |
3 | ¥22,723 | ¥11,942 | ¥34,665 | ¥932,669 |
4 | ¥23,007 | ¥11,658 | ¥34,665 | ¥909,662 |
5 | ¥23,295 | ¥11,371 | ¥34,665 | ¥886,368 |
6 | ¥23,586 | ¥11,080 | ¥34,665 | ¥862,782 |
7 | ¥23,881 | ¥10,785 | ¥34,665 | ¥838,902 |
8 | ¥24,179 | ¥10,486 | ¥34,665 | ¥814,722 |
9 | ¥24,481 | ¥10,184 | ¥34,665 | ¥790,241 |
10 | ¥24,787 | ¥9,878 | ¥34,665 | ¥765,454 |
中略 | ||||
35 | ¥33,815 | ¥851 | ¥34,665 | ¥34,237 |
36 | ¥34,237 | ¥428 | ¥34,665 | ¥0 |
このように“35,000円弱を36回返済する”ことでようやく完済できます。
3万5,000円弱の返済というと、1カ月分の食費に該当しますよね。
しかも、初回の返済では利息分として1万円以上支払っているので、豪華なディナーも食べられます。
累計での利息は247,952円なので、1カ月分の手取り金額を丸々金融機関に支払うことになります。
25万円あれば海外旅行に行けますし、ハイスペックパソコンも買える金額です。
“借りている期間が長ければ長いほど”利息は膨らんでいくので、早期完済を目指しましょう。
たまに息抜きをする
パチンコから離れるためには息抜きも重要です。
ずっと“我慢しているとストレス”が溜まりますし、ふとしたときにパチンコ店へ足が向いてしまうかもしれません。
そういったときには“パチンコと別の手段で息抜きをする”ことが大事です。
晴れた日には運動をして動的にストレスを発散してもいいですし、外にでてパチンコ店を見ると辛くなるなら、ゲームやジグソーパズルなど室内で楽しめるものにしましょう。
パチンコする人がやるべき息抜きとは
パチンコから離れるための息抜きとして、“オンラインカジノ”もおすすめです。
パチンコよりも低いレートを含め自分でセーブしやすい様々なレートもありますし、無料で遊べるゲームもあります。
オンラインカジノの還元率はほとんどの場合90%以上で、ブラックジャックの99%、ユーザー間のポーカートーナメントなどは実力次第で100%を超えるものもあります。
ギャンブルを一切絶ちたい人ではなく、“負けを減らしたり少しでも勝てる可能性の高いもので遊びたい方”におすすめします。
オンラインカジノで無料ゲームをプレイする
オンラインカジノのゲーム、特にオンラインスロットやテーブルゲーム等には“無料で遊べるお試しプレイ”が多くあります。
カジノの本場ラスベガスにも台を卸しているメーカーのオンラインスロットやテーブルゲームを遊べるのでパチンコと比べてつまらないということは一切ありません。
最近は“日本語に対応している”オンラインカジノも数多くあるので、遊び方がわからなくてもわかりやすい解説付きで楽しめます。
オンラインカジノのRTP一覧
オンラインカジノのRTP(Return to Player)、日本語で言うと還元率を紹介します。
ゲーム | RTP |
スロット | 94%~98% |
ブラックジャック | 99.4%~99.7% |
ルーレット | 94%~95% |
バカラ | 98%~99% |
ポーカー | 98%~99% |
ライブカジノ | 95%~99% |
このようにズラリと高還元率のゲームが並んでいます。
“オンラインカジノ全体のRTPは96%~98%”で日本の公共ギャンブルと比べると還元率の高さが際立ちます。
なぜこのような高還元率なのかというと、
- 遊戯台の実物が不要でライセンス契約で遊技台を準備する。
- 実店舗を持たないので家賃・光熱費が安くすむ
- 人件費をかなり圧縮できる
- 還元率はカジノが設定するのではなく、ゲーム提供会社の設定した率でのみ営業できる
などの理由が挙げられます。
還元率だけですべてを語るのは浅はかですが、少なくとも“日本の公共ギャンブルよりは勝ちやすい”と言えるでしょう。
しかも当サイト限定の無料ボーナスもあり!
オンラインカジノはボーナスを活用することで、還元率をさらに上げることが可能です。
初めて遊ぶユーザーへ進呈されるボーナスや、一定以上の金額を使っているお得意様ボーナスなどがありますが、なんと“当サイトから登録することで進呈される限定ボーナス”があります。
オンラインカジノで遊んでみたい人は、当サイトから登録してお得に楽しみましょう。